2023年はもう始まっている

2023年ラグビーワールドカップ@フランス
2023年ラグビーワールドカップ@フランス

みなさん、油断してはいけません。なぜならもう2023年ワールドカップは始まっているからです!今回は2023年ラグビーワールドカップのプール戦の組み合わせ抽選と結果についてまとめます。

まずは抽選の結果

でこりん的感想は「厳しい of the year」です。2021年で起こる出来事の中ですでに最も厳しい出来事だと、この時点で認定しております。2021年、ありがとうございました!

大会フォーマット

 ラグビーワールドカップは大きく2つのフェーズに分かれています。どちらも勝ち抜いて来たチームが栄えある優勝というわけです。
  プール戦:全16チームが4つのプールに分かれて総当たり。上位2チームが勝ち抜け。
  決勝トーナメント:2チーム✕4プール=8チームでのトーナメント。負けたら終わり。

バンドの話

 となりますと、どのチームがどのプールに入るかがとても重要です。ついては1つ1つのプールの中身がおんなじくらいのレベル感になるように、工夫がされています。それがバンドの考え方です。バンドは簡単に言えば強い順クラス分けです。強い順はある時点の世界ランキング、2023年大会では2020年1月時点の世界ランキングでした。(ちなみに世界ランクはテストマッチの結果をベースに作られてます。弱いチームが強いチームに勝ったらめっちゃポイントつくとかその逆とか単純な勝ち負けではなく割と考えられてるやつです)

 ここで注目するべきは日本の位置です。なんとバンド2、世界のベスト8に入っているというわけです。高いバンドにいればいるほど、強いチームとは同じプールになりにくいので、高いバンドにいればいるほど有利にはなります。日本の場合では、フランス・オーストラリア・アイルランドとはプール戦では戦わくて済むわけです。次に気になるのはバンド3の4か国。できる限り下位のチームと同じプールには入れれば、決勝トーナメントに進める確率が高くなります。つまり狙いはイタリアかフィジー。(以降のバンド4・5については別にまとめようと思ってます。)

「厳しい of the year」の理由

 そして抽選の結果が↓です。世界ランクを総合しても一番厳しいプールになりました。アルゼンチンには過去一度も勝ったことがありませんし、イングランドは19年RWCでオールブラックスに決勝トーナメントで勝利できるチームです。(ファレルの仁王立ちが印象的でした)19年大会以上の成績を残すのであれば、プール戦は全勝、トーナメントで1勝です。うーん、厳しい!!!
   バンド1:イングランド@世界ランク3位
   バンド2:日本@世界ランク8位
   バンド3:アルゼンチン@世界ランク10位

やってやるしかない! 

 それでもやってやるしかない、です。エディー・ジョーンズが鍛えた日本代表が2015年に南アフリカを倒したところから始まった第1部、2019年にはアイルランドを撃破し決勝トーナメントへ進出した第2部、2023年はエディー率いるイングランド代表を倒しベスト4まで勝ち切る第3部、という展開に期待しています。2023年RWCはもう始まっています。みんなで日本代表の物語が素晴らしいものになるように、今から応援しましょう!!!

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