久しぶりにブログの更新をしようと思ってリハビリ的にNUMBERの記事を読んだ感想戦です。
選手の理解あってこそ、協会の協力とマネジメントあってこそのプロモーション
びっくりしたのは、協会として推していたことをご本人が知らなかったということ。スポーツ選手として競技の練習に集中することはもちろんだから、もしかして本人が知らないということはその意味で正解なのかもしれないが、個人的には違和感がありました。結局矢面に立たされるのはご本人であるわけだし、休日返上という言葉にあるように時間もかかるわけで選手本人の理解があってこそ成立するプロモーションなのでは?と思ってしまいました。
競技とプロモーションの両立においても協会の協力が不可欠でしょうし、メンタル面でもマネジメントやケアがなければいけないんだろうなぁ、と。その意味ではタレントマネジメント的なノウハウを持った人間が協会にもいるとよりよい環境が整っていくのかなぁと感じました。
弱音を言うのは難しい
オグシオペアでもお互いの弱音を言い合えなかった、というのは本当に驚き。四六時中一緒にいるような人たちなのに、外野からのプレッシャーに対する受け止めや内在する不安を共有することってできなかった、それができたのはペア解散から14年後だったというのは悲しすぎる事実だなと思いました。近すぎる人って案外気を使っちゃうし本当のことを言いにくいっていうのはなんとなく分かるような気がするなぁ~。
プロスポーツ選手も会社員のキャリアもおんなじか。
記事を読んでいてプロスポーツ選手におけるセカンドキャリアも、会社員におけるキャリア構築もある意味で一緒なんじゃないか?と感じるようになりました。
今やっている仕事はまさに社会人としての自分を作り上げてきた基礎です。嫌になるほどやっているし正直不満ばかりではあるけど、じゃあこれからどうしていくの?とかここを離れた後、自分に何ができるの?という不安があって、結局グダグダと今の職場に居続けてしまっているように思います。その意味ですと、アスリートには肉体的なタイムリミットがほぼ強制的に設定されていて、その中で常にキャリアを考えていかないといけないというのは本当に苦しいことなんだろうなぁと思いました。グダグダしている時間がないしグダグダできる選択肢もある意味でないのは辛いなぁと。私も勇気をもって新しい環境や仕事にチャレンジしないといけないのに、良くも悪くも居心地のよい今の環境に甘えてしまっているなぁと反省…一方で異動させられるまで勇気が出ないもの事実…デモデモダッテな自分にがっかりという気持ち。
Woman’s waysとは?
潮田さんが立ち上げた団体がWoman’s Way. ご自身の経験からあらゆるレベルの女子アスリートを支援する団体です。運動してるしてないに関係なく、生理とかって意外と友達にも家族にも相談しにくい話題だったりしてオープンに話し合おう!という活動も広がってきているけど、特に影響を受けやすい人にちゃんとした情報が届くのというのは素晴らしいことだなぁと思います。以下団体の紹介です↓
女子アスリート。特に思春期を迎え身体に変化がきて戸惑っている子や悩んでいる女子アスリートが生理や女性の身体についての正しい知識や付き合い方が学べる環境が少ない。
男性指導者、女性指導者、競技団体スタッフが正しい知識、情報に触れていないので、女子アスリートたちの状態理解ができず、アスリートたちも相談ができない。
⇒女子アスリートが安心して競技を続けられるように正しい知識や経験を発信し、選手に寄り添っていく活動をしていきます。
具体的な活動としてはセミナーの開催や参加です。女性アスリートとして知っておきたい知識を教えてくれるようです。21年の設立から2か月に1回程度様々なメディアを通じて情報発信をされているようです。
直近の活動としてはこちら!直前すぎて参加できないのが残念。アーカイブ配信あるかな…?https://www.saisoncard.co.jp/topic/entry/saison_femtechseminar/
コメント