所用あり、試合前半のみですが見ました。伝統の府中ダービー。強度が高くシーソーゲームになるだろうと期待していたのですが、結果は予想もしないものになりました。
Rugby4Castの結果予測は？
勝敗は95％の確率でサントリー、点差の予測は東芝27-46サントリーでした。東芝が強い時期を知っているラグビーファンとしてはもっと接戦になると思うけどなぁという印象でした。
https://rugby4cast.com/rugby-predictions/brave-lupus-v-sungoliath-top-league-2021-round-5-prediction/
気になる結果は？
まさかの東芝1トライ。東芝は、攻撃のテンポがスローでゲインするまでにかなりの時間と体力を使っていたように思います。加えて東芝を劣勢にさせてしまったのが、ミスやペナルティ。小川のインターセプト（めちゃくちゃ惜しかった！！）など、トライとなりそうな場面はあったのですが、攻撃のテンポが出てきたタイミングで大事なパスがノックオンとなったり、ラックでのペナルティなどが累積し、前半においてはシンビンを出すまでに苦しくなってしまいました。
対するサントリーは攻守に充実。特筆すべきは2点で①キックの名手と②強いランナーだったと思っています
バレットばっかり言うけど、それだけじゃないサントリーの強さ
キックの名手たち
名手 バレット・流・中村。彼らの正確なキックに東芝はかなり背走させられていました。東芝としては出足の速いディフェンスでサントリーのミスを誘う作戦だったと思うのですが、前に詰めれば、後ろに空いたスペースにキックを蹴られ、どんなに敵陣に攻め込もうと、一旦ボールを奪われれば、バレットや流のキック一発で陣地と体力を奪われてしまう。このような陣地を取るキックだけではなく、オフェンスでもキックをとても有効に使っていました。バレットはスペースがあると判断すれば即ショートパントからの自らボールを再獲得からのビッグゲインをかましてくるし、中村は両サイドに控える快速ウィングたちへグラバーキックでボールを供給→即トライと、攻守に渡ってキックで効率よくかつアグレッシブなラグビーを展開していました。
中村亮土 トップリーグ50キャップおめでとう！！！！！
この日は中村選手がトップリーグ50キャップ目の記念すべき試合でした。日本代表で大活躍しているのでまだ50キャップというのはとても意外。それでも記念すべき素晴らしい試合となりまして、帝京大学同期でお笑い芸人のしんやも激励に訪れていました、仲いいね。
キックがだめならランでゲインすればいいじゃない
ノーアドバンテージな場合には強いランナー堀越＆タタフにボールを持たせて無理やりゲインしちゃうって強気のラグビーでした。東芝視点、キックで来るのかパス・ランで来るのか考えてしまうことでタックルに入りにくい状態ですし、そもそも1人でもディフェンスを突破できるパワーや体幹の強さのある選手が勢揃いなために、トライの量産工場になっていました。タタフはリーチのタックル外したり、最終トライは３つ＝ハットトリックと、大活躍。当然、MOM：マン・オブ・ザ・マッチに選ばれていました。
右上：中村亮土（キャプテン）
左下：テビタ・タタフがトライしてるところ。
右下
：垣永真之介で雄叫びいていましたが、誰も付いてきてないとのことでした笑（Jsports実況より）来週の東芝さん＆サントリーさんは？
雷雨で中止→延期となった本試合、本当に意外な結果となりました。本来は1試合も行われないはずだった週、他のチームは今週休めていますので、そこがこれからどれくらい影響するのかも気になります。来週のサントリーはトヨタと、東芝はNコムと、どちらも気になります！！！
おい！！！！！！！！！試合時間ずらせ！！！！！！！！！
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