まずは結果から
信じてきた帝京大学が大学選手権の準決勝で負けた
昨年のV9観戦記の記事でも熱く語っていますが、私が唯一絶対勝てると信じている帝京大学がまさか大学選手権準決勝で天理大学に破れました。決勝にもいけなかった…明治大学に2敗してきた流れもあって、今年は相当厳しいぞと、心して見ていましたがやっぱり辛かったです。
今年はチケット争奪戦に負けてテレビ観戦だったのですが、最初の20分くらいでなんとなく天理がなんか強いのを感じてなんだか負けそうな雰囲気だったので、後半はずっとスマホゲーム片手に見たり見なかったりしていました。もう真面目に見ていられなかった…(ファン失格)
これからまとめる観戦中に感じたことを分かってもらう上で、私と帝京大学について知っていてもらいたいので、まず私と帝京大学ラグビー部についてまとめます。
1/7 大学選手権決勝戦@秩父宮 観戦記 – でこりんのラグビー雑記帳
2014年の大学選手権決勝戦、味の素スタジアムで、優勝インタビューを受ける当時キャプテンだったSH流選手がとてもさわやか(かつイケメン)で、大学生とは思えないしっかりとして受け答えをしていたのを見て、なんてすごい人なんだと感心したところがきっかけでした。
そこからラグビーが好きになりましたが、我らが日本代表がアルゼンチン代表にコテンパンにされたり、大好きなサンウルブズが少しのところで勝てない試合が続いたりと、好きで応援しているからこそ、見ているのが辛くなります。そうするとラグビーが嫌いになる、というか見ていられないと思うこと、時期が出てきます。
そんなとき心の寄りどころになったのが、帝京大学でした。彼らは9連覇を成し遂げるほどに強い。勝ち負けがつくスポーツの世界で、常に勝ち続けるなんてあり得ないことをほとんど成し遂げてくれる、本当に唯一を信じていてもいいチームが私にとっての帝京大学です。
帝京大学一強時代の終わり
ここ9年間はずっと帝京大学が優勝していて、当然今年も帝京大学が優勝すると思っていました。毎年選手が入れ替わっていく学生スポーツで連覇というのはすごく難しいことだと思っています。だからこそ、この9連覇によって帝京大学が与えた大学ラグビーへの影響というのはかなり大きいです。例えば科学的な方法でもって、フィジカルを鍛える=体を大きくするとか、4年生が1年生を助けてあげるために雑用を進んでやるとか、そういういい文化を他の大学が「打倒帝京」という名のものにどんどん真似していった結果、大学全体のレベルアップに繋がったと思っています。
帝京大学の黄金時代を振り返る
振り返れば、2013年くらいから帝京大学に多くの才能が集まって無双状態。黄金時代だったと思います。平成元年から昨年までの決勝戦の点差を棒グラフにしてみました。帝京大学V9時代の頂点は2014年の43点差で、仕事だったらこれは異常値としてカウントしないんだけど(汗)事実この時は筑波をボッコボコにしていました。
2014年の両校スタメンを確認してみるとこんな感じ
スタメン・リザーブ両方見ても2018年の日本代表勢揃いって感じです。スタメンに4人がフル代表(坂手、流、松田、尾崎)もう姫野がリザーブってびっくりしちゃうよね。筑波大学には日本代表の宝(もう日本の宝)福岡がいるのに、結局1トライしかさせなかったことからも当時の帝京大学の充実ぶりが伺えます。(筑波・帝京ともにトップリーグ、キャップ持ち選手まで拡大すると、ほとんどラグビーで食ってる人たちだなぁと思う、結局)
紳士・淑女でありたい
こういう重たい試合の後毎回感じるのは、ラグビー選手に悪い奴はいないということです。みんな紳士であり、紳士であるべきだという意識が非常に強くて、見ていてすごく気持ちがいいものです。自分もこうありたいものです…(遠い目)以下試合後のインタビューと選手、関係者のツイート。
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