今回は4/17に行われた豊田自動織機シャトルズ対NECグリーンロケッツの試合の観戦記です。
試合の結果
またしても僅差で決着。ロースコアでとっても見応えのある試合でした。この日はものすごい大雨でグラウンドのコンディションもかなり悪いこともあり、この天候が勝負を決めた感すらありました。雨の感じはハイライト見てもらえれば分かるか、と。
試合の中から印象的だったプレーを2つまとめたいとおもいます。
ペナルティの場所とタイミング
試合を見ていて思ったのはグリーンロケッツのペナルティの多さです。前半7つ、後半7つの合計14つのペナルティでありました。またシャトルズボール・インゴール直前、同一プレーの中で連続したペナルティが正直とても印象がよくないなぁと思っていました。
一方でシャトルズは前半2つ、後半4つ、合計6つ。プレーオフらしい規律のあるいいラグビーだったのかな、と思いました。
そんなペナルティの差があった中で、勝負を決めたのは、80分でシャトルズが自陣で犯したペナルティ。ゴール目の前でのペナルティだったろで、楽々3点を入れられてしまい、結果それが決勝点となったわけです。
試合を通して規律正しくラグビーをしていたのはシャトルズだったのに、たった1つのペナルティが自陣で、かつ、試合終了間際だっ
たために、それに足を掬われてしまいました。
雨の中でのドロップゴール
そんな絶望的な状況の中、(またしても)ラストワンプレーでシャトルズの反撃に。この状況で、最短距離で得点できるのがドロップゴールでした。トライを取るのは難しそう、ペナルティを取るのも相手次第、そうなればドロップゴールしかないわけです。キッカーはイングランドから来たフレディー・バーンズ。この日はめちゃくちゃ難しい位置からのキックばかりだったのですが、4本蹴って4本入っており、キックの調子は全然悪くありませんでした。。2回目のアテンプトで蹴ったキックはグリーンロケッツにも阻まれ、低空飛行でグリーンロケッツボールに。入れば大逆転劇でもありとっても期待したのですが、非常に残念でした…。
この試合のことを直接言及しているわけではありませんが、国内唯一のプロキックコーチである君島さん曰く、雨の中のドロップゴールはどんなに優秀なキッカーでも難しい、と(1つ目のツイート)またこの試合に関しても、ドロップゴールをせざるを得なかった状況自体が苦しかったと仰ってます。(2個目のツイート)
ってことはこれ、入ってたらかなりの伝説だったんだろうなぁ…くー!残念!!
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