BIL戦&IRE戦でとってもいい評価を得た齊藤直人というニュースターについて、2023年に向けて予習と彼のこれまでのスーパースターっぷりを復習しましょうという記事です。帝京&トヨタファンな私にとって国内においては憎いばかりの存在でしたが日本代表となれば全力応援(テノヒラクルー)です!
齋藤 直人(さいとう なおと)
- ポジション SH スクラムハーフ
- 生まれ 1997年8月26日
- 身長/体重 165cm/75kg
- 所属チーム サントリー
- キャップ 2キャップ(日本代表)
ラグビーエリートな選手人生
- 2013 桐蔭学園高校に入学
- 2015 高校日本代表に選出。
- 2016 花園決勝に。惜しくも敗戦(vs東海大仰星) 高校日本一を逃す。
- 2016 早稲田大学入学
- 2018 サンウルブズの練習生として選抜。
- 2019 キャプテン抜擢。大学日本一に。(11シーズンぶり)
- 2020 サントリーサンゴリアスに入団
- 2020 サンウルブズで初キャップ
- 2021 トップリーグ初キャップ(vs ダイナボアーズ)
- 2021 日本代表初キャップ(vs BIL)
経歴を見てわかる通り、完全なるラグビーエリート。ラグビーは3歳から横浜ラグビースクールで始めたそう。その後は桐蔭→早稲田→サントリーとゴールデンすぎる経歴。その過程でしっかりサンウルブズで試合出場もしていて若いのにトップのインターナショナルでの経験値を積み始められている期待のホープです。スクラムハーフとしてだけでなく大学まではプレースキッカーとしても活躍。参考にしているキッカーにヘイデン・パーカーとオーウェン・ファレルを挙げているあたり私は好き!!
パーソナルな視点を持つと、彼自身のインスタには実家のワンちゃんとの戯れストーリーがミシン目くらいあります。インタビューにある家族を過ごすというのはワンちゃんとの時間なのかな笑 あと訪れたい国がトンガっていうのはなにか思いがあるのかなぁ。
――ご自身の中で理想のキッカー像はありますか
http://wasedasports.com/feature/20190423_110780/
ヘイデンパーカー(神戸製鋼)とかに習って、真似したかったのですが、どうしても左利きの選手だと難しいので。似せているわけではないのですが、オーウェン・ファレル(イングランド代表)とかのキックは見ますね。好きですね。真似はしてないですけど、1番見てますね。
――プレースキックは誰かに教わることなどはありますか
前までは君島さん(良夫)に教わっていました。それで、去年サンウルブズに行った時にちょっとヘイデンパーカーに教えてもらったりだとか、この前ジュニア・ジャパンに行った時は神戸製鋼のコーチに教えてもらったりだとかですかね。新しいキックの知識を教わりましたね。上手い右利きの人に教わりたいです。
Q.リフレッシュ方法は?
サウナ、実家で家族と過ごす
Q.コロナが終わったら行ってみたい所
トンガ
https://www.jsports.co.jp/rugby/japan/team/naoto_saito/
直近の日本代表戦を復習!
BIL戦
後半10分から出場。交代までのテンポからかなりスピードアップしたアタックの基軸になりました。ボールのあるところ必ず彼がいてボールアウトまでの時間がマジで光速。パスも速く正確で、ジャパンのアタックをどんどん引っ張っていくような印象さえ受けました。またBILという大舞台にも関わらず初キャップを思わせない落ち着きぶり。若いのにビビることなく1代表選手として見劣りしないプレーをしていました。ほぼ落ち度がなかったのかな、と。
後半10分から出場した斎藤は素早い球出しで攻撃のテンポを上げた。ライオンズという強豪相手の代表デビューにも「試合前から興奮してたんですけど、会場着いてから興奮がさらに高まって、試合は本当に楽しめた」と強心臓ぶりを発揮。
https://hochi.news/articles/20210627-OHT1T51013.html
IRE戦
先発として後半27分まで出場。BIL戦と同じように堂々としたプレーでアタックを牽引していました。また味方の素晴らしいサポートからトライも獲っちゃう大活躍!
でもこの試合で課題になったのはペナルティでした。彼起因でのペナルティでIREにチャンスを与えてしまい、最悪なことにダイレクトに得点に繋がってしまうようなシーンも。試合後のインタビューでもその点に触れていたようですし、どう見てもめちゃくちゃ落ち込んでいて若いって素晴らしいわね!とかおばさん心理になってしまいました。負けてはしまいましたが、彼にとっても素晴らしい経験値になったのでは。今後の活躍に超超期待です。
試合後、斎藤は「テストマッチはワンプレーで流れが変わることを痛感した。個人としては、このような強度で2試合を戦えたことはとても貴重な経験だった。19年ワールドカップ(W杯)での日本代表の活躍を見て『次は必ず出たい』と思った。23年W杯へこの経験をしっかりつなげていきたい」
https://www.nikkansports.com/sports/news/202107040000296.html
これからの成長と活躍に大期待!!
スーパーエリートな斎藤選手ですがまだ23歳。2023年には25歳でSHとしてはまだまだ若手。田中選手/流選手/茂野選手と2019年RWC組もまだ狙える位置なのかなと思うとライバルは少なくないです。2023年はもちろん、その次の2027年(29歳)では絶対に中心選手になるはずの選手ですから、これからも彼の日本代表での活躍と成長に期待して応援しましょう〜!!!!
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