18-19 Super Rugby 18節 結局最高のラグビー選手山田章仁

観戦記
観戦記

 やっぱり山田っていいよね、最高だよねということをスーパーラグビー18節の彼のプレーから言いたい記事です。ラグビーファンとしては、今更山田感があるかと思いますが、私がここで言いたいのは「やっぱり」山田いいよね、改めて素晴らしい選手よね、ということです。

まずは結果から: 勝てる試合はずでした

https://sunwolves.or.jp/schedule/2018/

 どのリビューでも言及されていますが、前半終了直前のレッドカードは痛すぎた。後半40分を14人で戦うことになってしまったことで、負けてしまいました。数的優位がどれだけ大切かということを改めて感じます。うーん、悔しい結果!

改めて山田章仁について復習!

https://lineblog.me/akihitoyamada/

 やまだ あきひと選手は、1985年生まれのウィングです。アメリカンフットボールの経験から得られた想像的でサプライジングなプレーが特徴。個人的なイメージは、大舞台、ここぞというところで力を発揮する、「目立つ」選手です。その「目立つ」というのは奥さんがモデルのローラというめちゃくちゃ美人さんということも世間的には含んでいたりします。スポーツが好きな人なら1度は見たことがあるだろうトライが、15年ワールドカップのサモア戦の「忍者トライ」!くるっと回ってグラウンディングする機転の効いたプレーができるのが山田選手です。

Yamada's Twist and Turn try v Samoa
15年ワールドカップのサモア戦の「忍者トライ」海外の方の表現って面白いよね。

 こういう「目立つ」ところがメディアに取り上げられがちですが、彼はディフェンスも素晴らしい。私が特に好きなのがキックオフチェイスからのタックル。チームメイトがキックしたボールを追いかけて(チェイスして)キャッチする相手チーム選手にタックルに行くのですが、そのタイミングがドンピシャ。ラグビーでは、ボールを持っている選手にしかタックルに行けない&キックオフは深めに蹴り込むので、遠くにいるボールを取るだろう相手選手を見極めて、キックしてからキャッチされるまでに相手に詰め寄り(=足が早くないとできない)、キャッチした瞬間にタックルに行く(=遅れると逃げられる)、その一連の流れに長年の努力とセンスを感じるのです。その姿はまさに狩人。ボールハンターなのです。

どんな状況でも最高のパフォーマンス

 負けが濃厚な最低な雰囲気の中、今季なかなか登場の機会がなかった山田選手は完全に光りました。意外なことに今季サンウルブズでは4試合のみ出場。シーズン初めは福岡が結構スタメンだったこともあって、出場機会に恵まれませんでした。
 この試合では数的不利である中で、タックルに走り、最後まで諦めずキックチェイスし、ボールを追いかけ、最終的には劇的な2トライを挙げました。結果、スーパーラグビーの公式ベスト15に選出。さいこうかよ!

下から2段目 右端が山田選手。

 完全に相手選手がボールがタッチに出ると思って走るスピードを緩めているのに、山田は諦めない!ボールの神バウンドも相まって独走トライに!!!素晴らしい!

 最後ステップで振り切ったイズラエル・フォラウ選手はオーストラリア代表でもあるスーパースター。彼と勝負して抜き去ったのはオーストラリア人もびっくりで、これだけでオーストラリアでは1つの記事になるくらいなのです。日本風に言い換えると大谷がホームラン打たれたで〜ということになるイメージだと思います。

 ということで山田ってやっぱりいいよね、すごいよね。という記事でした!

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